不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2017/2/28

横浜・元町の不動産小口化商品が完売/インテリックス

「アセットシェアリング横濱元町」外観
「アセットシェアリング横濱元町」外観

 (株)インテリックスは28日、不動産特定共同事業法に基づく不動産小口化商品「アセットシェアリング」の第2弾「アセットシェアリング横濱元町」が完売したと発表した。

 対象物件は、みなとみらい線「元町・中華街」駅徒歩5分、JR京浜東北線「石川町」駅徒歩7分に所在する「MID横濱元町」の地下1階~地上3階部分。1口100万円単位(5口以上250口以下)で、募集総額は10億5,000万円。運用期間は30年間。予定利回りは5.2%。

 購入者の平均年齢は約70歳で、60歳代以上が約8割となった。平均口数は約20口、出資者数は52名(うち法人2名)。

 購入者からは「相続対策になる資産として、専門家の勧めで購入。分割のしやすさが魅力」、「管理面など一切を事業者に任せて不動産運用が行なえるので手軽で安心」などの声があったという。

 3月1日に任意組合を組成し、運用を開始する。

 今後は、「アセットシェアリング青山」「アセットシェアリング新横浜」を近日発売する予定。 

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不動産特定共同事業法

出資等を受けて不動産取引を行ない、その収益を分配する事業の仕組みを定めた法律で、そのような事業を「不動産特定共同事業」という。1994(平成6)年に制定された。

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