不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/3/10

首都圏の中古戸建て、3ヵ月連続で価格上昇/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは9日、2017年2月の主要都市圏・主要都市別の中古木造戸建て平均価格動向を発表した。調査対象は敷地面積100~300平方メートル、最寄りの駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,173万円(前月比2.4%上昇)と3ヵ月連続で上昇。地域別では、東京都が6,188万円(同1.7%上昇)、神奈川県が3,429万円(同1.4%上昇)とともに3ヵ月連続の上昇。一方、千葉県は2, 027万円(同4.4%下落)と反転下落。埼玉県も2,158万円(同3.4%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。

 近畿圏の平均価格は2,457万円(同1.0%上昇)。近畿主要3府県は、大阪府が2,716万円(同5.0%上昇)と反転上昇。京都府が3,878万円(同2.1%上昇)と3ヵ月連続の上昇となった。兵庫県は2,314万円(同6.7%下落)と下落し、安定感のある2府と安定を欠く兵庫県との差が歴然とした。

 中部圏の平均価格は2,020万円(同4.4%下落)、愛知県は2,567万円(同2.0%下落)と反転下落した。

 福岡県は1,851万円(同12.9%上昇)となった。

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