不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/4/10

首都圏の新築戸建て価格は1.1%上昇

 (株)東京カンテイは10日、2017年3月の主要都市圏・主要都市別の新築戸建住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造、土地・建物ともに所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,524万円(前月比1.1%上昇)。地域別では、東京都が4,680万円(同3.3%上昇)、神奈川県が3,790万円(同1.1%下落)、千葉県2,863万円(同4.8%上昇)、埼玉県3,125万円(同0.1%下落)となった。前年同月に比べると、神奈川県が横ばいだった以外はいずれも上昇しており、おおむね好調さを維持している。

 近畿圏の平均価格は2,950万円(同0.5%下落)で、4ヵ月ぶりに下落した。大阪府が3,190万円(同1.7%下落)、兵庫県は3,081万円(同2.0%上昇)、京都府が3,043万円(同2.3%下落)。兵庫県以外は反転下落したものの、「弱含みに転じたとは言えない」(同社)という。

 中部圏の平均価格は2,949万円(同1.0%上昇)。愛知県では、3,155万円(同0.3%上昇)と上昇したものの、年間推移では下落となっている。

 福岡県は2,665万円(同0.1%下落)とおおむね横ばいでの推移となった。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。