不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/5/8

価値開発、通期の業績予想を修正

 価値開発(株)は2日、2017年3月期通期(16年4月1日~17年3月31日)の連結業績予想を修正した。

 修正後の業績予想は、連結売上高52億5,600万円(前回発表比1.2%減)、営業利益2,700万円(同83.9%減)、経常利益6億6,200万円(同44.0%増)、当期純利益4,800万円(同85.8%減)。

 ホテル事業の売上が計画以上に推移する一方で、来期に予定していた修繕等の先行投資を当期に実施したこと、不動産事業の縮小に伴い予定していた不動産仲介業務が未実施となったことで、売上・営業利益が減少。前回業績予想の際に特別利益としていた違約金収入3億2,700万円を営業外収益としたこと、復興ファンドに係る投資事業組合運用益が4億700万円と好調であることで、営業外収益が計画を上回ったことから経常利益は上方修正した。

 また、連結会社である朝里川温泉開発(株)の保有する土地が、市場価格低下を受けたことで減損損失4,800万円を特別損失として計上。同(株)バリュー・ザ・ホテル宮城が建物および構築物の将来の回収可能性を検討した結果による減損損失4,900万円も特別損失として計上した。

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