不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/5/12

賃貸・分譲好調で過去最高業績/三井不17年3月期

 三井不動産(株)は10日、2017年3月期決算(連結)を発表した。

 当期(15年4月1日~16年3月31日)は、売上高1兆7,044億1,600万円(前期比8.7%増)、営業利益2,326億9,200万円(同14.9%増)、経常利益2,196億700万円(同20.3%増)、当期純利益1,318億1,500万円(同12.0%増)と、売上高、利益ともに過去最高を達成した。

 賃貸事業は、既存オフィスの賃貸収益の増加や前期に開業した商業施設の通期稼働効果等により、売上高5,365億1,800万円(同5.3%増)、営業利益1,357億7,400万円(同9.3%増)となった。首都圏オフィス空室率(単体)は3.4%(同0.8ポイント上昇)。

 分譲事業は、個人向け住宅分譲の計上戸数の増加や利益率の改善、投資家向け分譲等における物件売却の伸長等により、売上高4,887億1,000万円(同24.8%増)、営業利益652億8,500万円(同46.6%増)。マンションと戸建ての契約状況については、計上戸数が5,839戸、期末契約済みが3,689戸、完成在庫が390戸。

 次期は、売上高1兆7,900億円、営業利益2,450億円、経常利益2,270億円、当期純利益1,400億円を見込む。

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