不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/6/6

不動産の景気、2ヵ月連続で改善/TDB

 (株)帝国データバンクは5日、2017年5月の「TDB景気動向調査」結果を発表した。調査対象は2万3,983社、有効回答数は1万142社。

 同月の景気動向指数(景気DI:0~100、50が判断の分かれ目)は46.5(前月比変化なし)。東京五輪や復興需要などの建設関連が旺盛だったものの、人手不足による負担増もみられ、景気回復が一服した。今後については、海外リスクが懸念材料となるが、輸出や設備投資がけん引役となり、回復傾向が続く見込み。

 業界別では、「建設」「不動産」「小売」など5業界が改善、「サービス」など5業界が悪化した。「建設」「不動産」が揃って改善したことで、関連する製造や卸売の建材業種も上向いた。

 「不動産」のDIは50.7(同1.0ポイント上昇)と、2ヵ月連続で改善。「競争力のある地域・物件を中心に堅調に推移している」「不動産の動きが活発で分譲マンションの販売も好調」「前向きなオフィス移転が多い」といったコメントが寄せられた。
 「建設」のDIは49.5(同0.5ポイント上昇)。「エコポイントから7年が経ち買い替え需要が出ている」「取引先や同業者間で受注格差が広がってきている」などのコメントが挙がった。

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2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。