不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/6/15

分譲マンション賃料、首都圏は弱含み

 (株)東京カンテイは15日、2017年5月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出した。

 同月の首都圏分譲マンションの1平方メートル当たり平均賃料は、2,633円(前月比0.8%下落)と、前月続いて弱含み、直近1年でも2番目に低い数値となった。都県別では、東京が3,140円(同0.6%下落)、神奈川県2,107円(同0.3%下落)、埼玉県1,581円(同1.2%減)、千葉県1,521円(同1.0%下落)と各都県で下落。

 近畿圏の平均賃料は1,804円(同1.1%上昇)となった。主要エリアが強含みで推移していることから、10ヵ月ぶりに1,800円台を回復した。大阪府は2,062円(同3.2%上昇)、兵庫県は1,657円(同0.3%上昇)。

 中部圏の平均賃料は1,545円(同0.1%上昇)と横ばい。愛知県は1,576円(同0.1%下落)となった。

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