三井不動産(株)は、マレーシアで事業参画した「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」の着工を発表した。同社が手掛ける海外商業施設では最大規模となる計画。
「(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーとクアラルンプール」はLRT,KLモノレール「Hang Tuah」2路線結接駅に直結し、2017年開通予定のMRT Sugai Bulah Kajang線「Merdeka」駅徒歩5分に立地。クアラルンプール中心市街地の大規模複合開発「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト」の中核施設となる商業施設。同社グループがメジャーシェアホルダーとして開発、リーシング・運営を行なう。延床面積約13万3,000平方メートル。地上5階地下5階建て。
「ジャパンテイスト」「シンプルモダン」をコンセプトにした施設デザインを採用。クアラルンプール初となる屋外ストリートと屋内モールのハイブリッドモールとし、ルーフトップガーデンによる緑地空間を提供する。
店舗数は約300店舗。20~30歳代のファミリー層を中心に、キッズからシニアまで幅広い年齢層をターゲットにクッキング、スポーツ、ブックカフェ、育児などのカルチャー趣味ゾーンの構築や、現地マレーシアの人気店舗、日系、海外からの初出店飲食店舗、日系のファッション店舗などを集積する。また、イベントスペースではアーティストのコンサートなどのイベントも開催する予定。
開業は21年の予定。