不動産ニュース / 開発・分譲

2017/7/3

大型オフィス開発事業に参入。西新宿で初弾

「Dタワー西新宿」完成イメージ

 大和ハウス工業(株)は3日、「Dタワー西新宿」(東京都新宿区)の着工を発表した。都心部を中心に大型オフィスを開発する同社プロジェクトの第1弾。

 東京メトロ丸の内線「西新宿」駅徒歩4分、都営大江戸線「都庁前」駅徒歩5分、JR「新宿」駅徒歩12分。敷地面積3,386.10平方メートル、延床面積3万9,460.97平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上29階地下2階建ての大型複合施設。免震構造を採用するほか停電時における被害を最小限に抑え、所定の場所に電気を最大72時間供給する非常用発電機を導入するなど防災対策を施す。

 1~2階には飲食店や商業施設、保育所が入居する。3~18階には、1フロア当たり約1,000平方メートルの整形された無柱空間のオフィスフロアとする。最大30テナントが入居可能。20~29階はビジネスを主体とした中長期滞在者向けに、システムキッチン、家具・家電一式を完備したサービスアパートメント126戸を設ける。専有面積は58.40~121.67平方メートル(1LDK~3LDK)。20階のロビーでは、英語を含む多言語対応可能なコンシェルジュが24時間駐在し、インフォーメーション、宅配物などの手配、クリーニング、ハウスクリーニングなどの取り次ぎや紹介サービス、朝食の提供等を行なう。

 竣工は2020年3月、入居開始は同年4月を予定。

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サービスアパートメント

日常生活に必要な設備・サービスを備えた賃貸住宅。和製英語。家具、食器などが備えられているほか、リネン類の交換などのサービスが提供されることもある。

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