不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/8/15

増収増益。分配金は9,129円/NBF17年6月期

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は15日、2017年6月期決算を発表した。

 当期(17年1月1日~6月30日)は、営業収益364億900万円(前期比1.6%増)、営業利益151億1,300万円(同3.5%増)、経常利益131億1,000万円(同4.7%増)、当期純利益131億900万円(同4.7%増)、1口当たり分配金は9,129円(同262円増)であった。

 期中、「アクア堂島東館」の一部持分の譲渡と、「興和西新橋ビルB棟」の持分追加取得を実施。期末時点での保有物件数は74物件、取得価格合計は1兆1,066億円に。期末のポートフォリオ全体の稼働率は98.8%。なおアクア堂島東館の譲渡益については、圧縮積立金として内部留保する。

 次期は、営業収益366億400万円、営業利益148億9,600万円、経常利益130億500万円、当期純利益130億500万円、1口当たり分配金9,210円を見込む。

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分配金

不動産投資信託の投資法人において、利益の分配として投資家に対して支払われる金銭のこと。通常の株式会社でいえば「配当金」に類似する。

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