不動産ニュース / ハウジング

2017/9/6

ロシア極東で木造戸建住宅を販売/飯田GHD

モデルハウス「エコノミータイプ」

 飯田グループホールディングス(株)は6日、ロシア連邦沿海州ウラジオストク市に、モデルハウス2棟を竣工し、ロシア極東地方における木造戸建住宅の販売を開始すると発表した。

 同社は、海外における戸建住宅事業の展開を新たな成長戦略の一つに掲げており、ロシアをはじめ、米国、インドネシア、フィリピンでの事業化に着手している。ロシア極東地方では、安価で良質な木造戸建住宅の供給を目指して、住宅建築だけでなく、木材調達・加工から戸建住宅の建築・販売まで一貫した体制の構築を進めている。竣工したモデルハウスは、販売体制構築の一環。

 2棟のモデルハウスのうち「エコノミータイプ」は、海外市場向けに開発した新工法「I・D・Sオリジナル2×4工法」を活用。熟練大工がいなくても品質の良い住宅を短納期で建築でき、建築コストを抑え、低価格での供給が可能。一方、「ミドルタイプ」は、地域性を考慮しながらも、日本住宅の品質・快適さを最大限に追求している。

 同グループでは、ロシア極東地方における住生活環境の向上を図り、木材加工工場の稼働などによる雇用創出にも寄与していく。

モデルハウス「ミドルタイプ」

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