不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2017/9/13

物流施設の売却が好調/シーアールイー17年7月期

 (株)シーアールイーは2017年7月期決算(連結)を発表した。

 当期(16年8月1日~17年7月31日)は、売上高404億7,500万円(前期比19.6%増)、営業利益51億8,800万円(同18.3%増)、経常利益49億5,600万円(同20.2%増)、当期純利益35億8,100万円(同55.3%増)。

 不動産管理事業は、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、管理面積が堅調に推移したことから、安定的に収益が計上。また、物流投資事業が手掛ける開発物件のリーシング活動によりリーシングフィーを獲得した結果、売上高は159億7,700万円(同3.5%増)、営業利益は16億1,000万円(同5.8%増)となった。

 物流投資事業は、同社開発物件である「ロジスクエア久喜II」(埼玉県久喜市)、「ロジスクエア浦和美園」(埼玉県さいたま市)、「ロジスクエア新座」(埼玉県新座市)の売却が実現した結果、売上高は231億9,000万円(同32.2%増)、営業利益は42億3,000万円(同20.5%増)を計上した。

 次期は、売上高315億円、営業利益17億円、経常利益15億円、当期純利益10億円を見込む。

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マスターリース

不動産を賃貸する場合に、建物を一括して賃貸し、その賃借人が実際の賃借人にさらに転貸する方法がある。マスターリースは、この場合の一括の賃貸借をいう。

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