不動産情報サービスのアットホーム(株)は25日、「満員電車と住まいの関係」についての調査結果を発表した。首都圏在住で都内に電車通勤をしている20~69歳の会社員男女618名(男性309名、女性309名)を対象にインターネット調査を実施。調査期間は8月25~26日。
それによると、通勤電車の混雑が原因で「引っ越したいと思ったことがある」人は33.2%。実際に、「通勤電車の混雑が嫌で引っ越しをしたことがある」人も8.3%を占めた。
通勤電車の混雑を考慮して住む場所を決めた人は24.9%にとどまったが、「通勤時の混雑を考慮しなかった」という人のうち、21.8%は「通勤時の混雑も考慮して決めれば良かった」と思っていることが分かった。
次の引っ越しは電車の混雑具合を意識して住まいを探したい人は45.3%。
また、住まい探しの際、不動産会社に電車の混雑に関する情報も教えてもらいたいと考えている人は57.8%。これまでの物件探しの際に、情報を教えてもらったことがある人は11.2%にとどまっている。
部屋の広さをとるか、通勤の楽さをとるかの質問には、「狭いけど通勤が楽」派が61.0%にのぼった。