不動産ニュース / 調査・統計データ

2017/12/7

既存戸建て価格、4ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは7日、2017年11月の主要都市圏・主要都市別の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,054万円(前月比2.6%下落)と、4ヵ月ぶりに下落に転じた。都県別では、東京都が6,044万円(同7.2%下落)と大きく反転下落。神奈川県は3,146万円(同1.6%上昇)と、8ヵ月ぶりの上昇となった。千葉県は2,121万円(同0.4%上昇)と4ヵ月連続の上昇。埼玉県は2,200万円(同3.9%下落)と、反転下落した。首都圏では、東京都と埼玉県で下落した影響により全体で下落傾向となったが、神奈川県と千葉県では上昇している。

 近畿圏の平均価格は2,393万円(同2.5%上昇)と、反転上昇した。府県別では、大阪府が2,464万円(同2.3%下落)と反転下落、兵庫県も2,163万円(同1.4%下落)と連続下落。京都府は3,749万円(同9.5%上昇)と反転上昇した。

 中部圏の平均価格は2,044万円(同2.1%上昇)、愛知県は2,533万円(同1.2%上昇)と、いずれも2ヵ月連続の上昇となった。

 福岡県は1,681万円(同2.4%下落)。築年が1.4年若返っているものの、下落傾向で推移した。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。