不動産ニュース / 開発・分譲

2017/12/12

新橋四丁目のビル名「新虎通りCORE」に

「新虎通りCORE」外観イメージ

 森ビル(株)は、大林新星和不動産(株)と共に推進している「(仮称)新橋四丁目計画」を9日に上棟。同計画の施設名称およびオフィステナントを決定した。

 新虎通り沿道において推進されている街区の統合・再編を実現する第1号プロジェクト。同社の「通称:ナンバービル」の一つであった「新橋29森ビル」(1975年竣工)跡地の再開発でもある。新虎通りの中心、日比谷通りとの交差点に位置する。敷地面積1,524平方メートル、延床面積約1万7,500平方メートル。鉄骨造一部鉄骨鉄筋コンクリート造地上15階地下1階塔屋1階建て。オフィスおよび店舗・イベントスペースからなる複合施設。

 オフィス(4~14階)は、総貸室面積約1万平方メートル、基準階面積約860平方メートル、基準階天井高2.8m。床から天井までのフルハイトサッシや明るさセンサーで照度を調節するLED照明などを採用する。共用部として、リフレッシュコーナー、女性トイレにはパウダーコーナーと小物入れを備えるほか、ルーフトップガーデンも設置。(株)クリーク・アンド・リバー社(東京都千代田区、代表取締役社長:井川幸広氏)および同社グループ企業の入居が決まっている。3階には600平方メートル超のインキュベーションオフィス、1・2階には商業施設を設け、新虎通りに面する区画には、通りと連動したイベントも開催可能なスペースを開設する。

 施設名称は「新虎通りCORE(コア)」に決定。東京の新たなシンボルストリート「新虎通り」の核(=CORE)となる沿道開発のモデル事業として、にぎわいづくりの拠点となることで、「国際新都心・グローバルビジネスセンター」を目指す虎ノ門・新橋エリアの進化・発展に寄与する。

 2018年9月に竣工予定。

この記事の用語

エリアマネジメント

地域における良好な環境や固有の価値を維持・形成・向上するための取り組みで、地域住民などが主体的に行なうものをいう。和製英語である。

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