不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/1/30

政令都市の投資利回り、1棟Mは低下傾向

 不動産投資と収益物件の情報サイトを運営する健美家(株)は30日、政令指定都市別2017年下半期投資利回りを発表した。同サイトに登録された新規物件を集計・分析したもの。

 17年7~12月期に登録された区分マンション、1棟アパート、1棟マンションで、政令指定都市20市の投資利回りを調査した。

 区分マンションは、利回りの上昇した都市が目立った。全体的に築年数の古い物件の登録が増加した影響とみられる。一方で利回り7%台の下位4都市(横浜市、川崎市、京都市、大阪市)は築年数の変化はほとんどなく、高値、低利回りが続いている。

 1棟アパートは、「広島市」が唯一6%台へ低下。15~20位までは平均築年数が20年未満で築浅傾向がみられた。

 1棟マンションは、利回り10%台以上が15年下半期には4都市あったが、16年上半期は「熊本市」のみ。その後は全都市9%台以下で推移しているため、長期的には利回りの低下傾向が続く。18位の「横浜市」は6%台へ低下した。

この記事の用語

不動産投資

資金を不動産(土地・建物)の購入・賃貸に充てて運用し、収益を得ることをいう。運用益は、不動産価格の上昇益(キャピタルゲイン)または賃貸料収入(インカムゲイン)として得ることになる。

続きはR.E.wordsへ

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。