不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/1/31

既存M、成約価格指数が過去最高/アットホーム

 不動産情報サービスのアットホーム(株)は31日、同社ネットワークにおける2017年12月の首都圏新築戸建てと中古(既存)マンションの登録価格・成約価格のデータを公表した。

 新築戸建ての登録価格は、首都圏平均で1戸当たり3,474万円(前月比2.4%下落)で4ヵ月連続ぶりのマイナス。前年同月比では2.2%上昇と、4ヵ月連続で上昇している。

 成約価格の首都圏平均は3,434万円(同1.4%下落)で、前年同月比でも0.3%下落した。地域別では、東京23区が4,900万円(同3.0.%上昇)、東京都下3,620万円(同1.1%下落)、神奈川県3,691万円(同0.1%下落)、埼玉県2,943万円(同1.3%下落)、千葉県2,795万円(同0.1%下落)と、東京23区を除き下落した。

 09年1月を100とした1戸当たりの価格指数は、登録物件が99.5(同2.4ポイント下落)、成約物件は97.0(同1.3ポイント下落)。6ヵ月連続で成約物件の価格指数が登録物件のそれを下回った。

 既存マンションの登録価格は、1戸当たり2,669万円(同0.4%上昇)とプラスに転じた。前年同月比では5.6%上昇し、5ヵ月連続のプラス。成約価格は、2,924万円(同2.4%上昇)と3ヵ月ぶりの上昇。前年同月比では14.1%の上昇で21ヵ月連続のプラスとなった。地域別では、東京23区が3,693万円(同3.4%上昇)、東京都下2,701万円(同7.7%上昇)、神奈川県2,293万円(同3.2%下落)、埼玉県2,070万円(同2.6%上昇)、千葉県1,407万円(同14.3%下落)。

 1戸当たりの価格指数は、登録物件が125.1(同0.5ポイント上昇)。成約物件は146.8(同3.5ポイント)と過去最高、22ヵ月連続で登録価格を上回った。

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