不動産ニュース / 団体・グループ

2018/3/22

伊藤全宅連会長の旭日中綬章受章祝賀会が華やかに

「受章は皆さまのご指導、ご支援、そして内助の功のおかげ」と謝辞を述べた伊藤 博氏(左は夫人)

 昨年秋の叙勲において旭日中綬章を受章した伊藤 博氏((公社)全国宅地建物取引業協会連合会会長)を祝う会が、21日、名古屋マリオットアソシアホテル(名古屋市中村区)において開催され、全国の宅建協会のほか、不動産業界、政界、官界などから400名近くが出席、同氏の栄誉を讃えた。

 冒頭、同祝賀会の発起人・実行委員会代表として岡本大忍氏((公社)愛知県宅地建物取引業協会会長)が「伊藤会長はこれまでの人生の半分以上を協会のリーダーとして務め、今日のような組織に育て上げた。その功績は歴史に残る偉業だ。いつもはお祝いに行く立場の伊藤会長が、今日は祝われる立場。本会開催に当たっては細やかな心遣いとおもてなしの心でいろいろとサポートしていただき、感謝している」と挨拶。

 来賓からは「税制、法改正、特に空き家問題などで大きな実績を残されており、いまや伊藤会長はなくてはならない業界のリーダーだ。私は伊藤会長が怒った顔を見たことがなく、上手に人を使ってさまざまなことを成し遂げておられることに敬意を表している。人口減少、地方創生等に不動産業界の役割がますます期待される中、伊藤会長を先頭に皆さん一層ご活躍いただきたい」(野田 毅衆議院議員)、「東日本大震災ではみなし仮設住宅制度など並々ならぬお世話になった。業界の長年の悲願であった宅地建物取引士への名称変更を会長の尽力のもと実現されたことは後世に残る大きな実績だ。政治と業界が一体になることでいろいろな政策が実現できてきており、これからも所有者不明土地問題、空き家問題、まちづくりなどにますます力を貸していただきたい」(井上義久衆議院議員)、「東日本大震災、公益法人改革、取引士制度、また報酬告示の改正等々、伊藤会長のご尽力により大きな成果をあげてきた。このご活躍には奥様の内助の功も大きい。これからも不動産業界には、わが国の経済発展を支える基幹産業として期待していきたい」(石井啓一国土交通大臣(代理:田村 計土地・建設産業局長))をはじめ、大村秀章愛知県知事(代理:海田 肇建設部建築局長)、河村たかし名古屋市長などが祝辞を述べた。

 また、全宅連・全宅保証、愛知宅協より伊藤氏に、受章を祝う記念品も贈られた。

 伊藤氏は「全国から多くのご来賓にご臨席いただいてこのように盛大な祝賀会を開催していただき、またこのホテル始まって以来と言われるほど多くのお花をいただき厚く御礼申し上げる。昨年12月8日、伝達式のあと皇居で天皇陛下に拝謁し、受章者を代表して御礼言上させていただくという機会に恵まれ、生涯忘れ得ぬ日となった。また本日は皆さまから身に余るご祝辞を賜りとても自分のこととは思えないほど。このたびの受章は特別なことをしたわけではなく、長い間協会の役員を務めてきたことによるもので、皆さまのご指導、ご支援、また内助の功のおかげと感謝している。この栄誉に恥じることのないよう、今後も不動産業界の発展と社会への貢献に尽力してまいりたい」と謝辞を述べた。

 来賓による鏡開き、クラシックやシャンソンのショーなどのアトラクションもあり、盛会となった。

全宅連・全宅保証、愛知宅建協会から記念品が贈呈された
来賓により盛大に鏡開き

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