不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2018/5/15

分配金は9,336円/JRE18年3月期

 ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は15日、2018年3月期決算を発表した。

 当期(17年10月1日~18年3月31日)は、営業収益319億5,500万円(前期比0.7%増)、営業利益135億9,600万円(同3.2%増)、経常利益123億6,200万円(同3.7%増)、当期純利益122億9,100万円(同3.2%増)。1口当たり分配金は9,336円(同240円増)だった。

 期中、1物件を取得、1物件を売却したほか、「新宿イーストサイドスクエア」の共有持分を追加取得した。期末ポートフォリオは70物件、取得価格総額約9,900億円、総賃貸可能面積約83万平方メートルとなった。稼働率も、99.2%(同0.1ポイント上昇)まで上昇した。

 次期については、営業収益326億3,000万円、営業利益139億3,000万円、経常利益126億7,000万円、当期純利益126億6,000円、1口当たり分配金9,140円を見込む。

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JREIT

不動産投資信託のことで、アメリカのREIT(Real Estate Investment Trust)の日本版であることから、JREITと呼ばれる。不動産を買収、賃貸して収益を得る専門の会社(投資法人)または同様の機能を担う信託会社が証券を発行し、金融商品として取引される。

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