不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/5/25

横浜市神奈川区のMが値上がり率トップに

 不動産業界向けに情報サービス事業を展開する(株)マーキュリーは24日、「竣工年×エリア『値上がりランキング』」を発表した。

 同社が運営するマンション情報サイト「マンションバリュー」に掲載している約3万棟のマンションについて、新築時の販売価格と既存流通時の価格情報を比較。どれだけ値上がりもしくは値下がりしたのかをパーセント(騰落率)形式で表し、ランキングとしてまとめた。

 竣工年×エリアでみた結果、トップとなったのは、横浜市神奈川区にある2007年竣工のマンション。騰落率は約+49%だった。2位は横浜市西区、3位は東京都中央区のマンションで、いずれも07年の竣工物件。

 同社は値上がり物件の法則について、「大規模なタワーマンションは一般的なマンション以上に建築に期間を要することもあり、07年竣工のタワーマンションの多くは05年前後から販売していた。05年前後は新築分譲マンションの価格が高騰する前だったこともあり、現在の相場と比べると大幅に安い価格で購入できた。このことも、07年竣工物件が上位にランクインする要因の一つと考えられる」と分析している。

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