不動産ニュース / 仲介・管理

2018/5/28

仮眠が生産性に与える効果を検証/三菱地所

仮眠室
三菱地所が新本社に設置した仮眠室

 三菱地所(株)は28日、(株)ニューロスペースの監修のもと、仮眠が生産性向上に与える影響や夜間の本睡眠との関連を効果検証する実験をスタートした。

 ニューロスペースは、睡眠ビジネスに関わる研究開発の技術支援などを行なっているベンチャー企業。今回の実験には、三菱地所の従業員が参加。2018年1月5日に三菱地所が本社移転した「大手町パークビルディング」に設置した仮眠室を活用し、毎日30分間の仮眠を取る期間と、取らない期間に分け、生産性に与える影響を検証する。それぞれの期間、毎日PCでのタイピングテスト、眠気や気分に関するアンケートを実施するほか、睡眠生体情報計測デバイスを使った夜間の睡眠の質に関しても調査する。

 同社では効果検証実験を通じて得た知見を従業員の積極的な仮眠実施、仮眠室環境の改善、顧客への提案等に生かしていく。

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