不動産ニュース / 政策・制度

2018/5/31

証券化対象不動産の取得額、前年並み

 国土交通省は31日、「平成29年度 不動産証券化の実態調査」を発表した。

 同年度中に証券化された不動産資産(不動産または信託受益権)額は約4兆8,000億円(前年度比変動なし)だった。件数は1,093件(前年度1,004件)と微増。このうち、証券化ビークル等から取得されたものは約2兆6,000億円。また、証券化ビークル等が譲渡した資産額は約4兆2,000億円だった。

 スキーム別にみると、取得された資産額では「リート」が約1兆8,300億円と全体の約38.0%を占めた。次いで「GK-TKスキーム等」が約1兆4,100億円、「TMK」が1兆3,200億円となった。また、同年度に譲渡された資産額では「TMK」が2兆4,000億円と最も多かった。

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ビークル(Vehicle)

資産の証券化などに際して、資産と投資家とを結ぶ機能を担う組織体をいう。資産から生じる利益を投資家に運ぶことから、乗り物や媒体を意味するVehicleと呼ばれる。

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