不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/6/4

M管理士の75%が「活動したことがない」

 (公財)マンション管理センターは1日、マンション管理士の業務についてのアンケート調査結果を発表した。調査対象は、マンション管理士6,849名。回収率は81.2%。

 「マンション管理士としての活動を行なっている」または「以前活動を行なっていた」と回答した割合は21.5%。「活動を行なったことがない」と回答した人は75.8%を占めた。マンション管理士として業務を行なっている人の年齢は、「60~69歳」の割合が最も高く40.3%で、次いで「70~79歳」が28.8%に。一方、60歳未満も27%となった。登録年度は、「平成13~15年度」の割合が最も高く29.5%。居住地は、「関東地方」が51.4%、「近畿地方」が18.5%と、大都市にある地域の割合が高い傾向となった。

 業務の具体的な内容については、管理組合から依頼を受けて行なう「規約の制定・変更等に係る業務」「顧問業務」「大規模修繕工事の関係業務」等が多かった。また、行政等の依頼により行なわれる「相談会等での相談業務」も、高い割合を示した。

 本業として活動を行なっている人の、過去1年間の年間売上高は、400万円以上が18.8%、100万円以上400万円未満が30.4%、100万円未満が37.3%となった。

記事のキーワード 一覧

この記事の用語

マンション管理士

マンション管理法にもとづき、国土交通大臣が毎年実施する「マンション管理士試験」に合格し、登録の手続きを終えて、マンション管理士登録証の交付を受けた者のこと(マンション管理適正化法第2条、第31条、第8...

続きはR.E.wordsへ

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。