渋谷スクランブルスクエア(株)は11日、東京大学、東京工業大学、慶應義塾大学、早稲田大学、東京都市大学との間で、産学連携でのイノベーション創出や発信およびクリエイティブ人材の育成を目的とした連携事業協定を締結した。
渋谷スクランブルスクエアは、東京急行電鉄(株)、東日本旅客鉄道(株)、東京地下鉄(株)の3社が、開発を推進する大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア 第I期(東棟)」の運営者として共同で設立した会社。
協定に基づき「(仮称)渋谷SCSQイノベーションプロジェクト」を推進。同施設15階に設置する約2,600平方メートルの産業交流施設を拠点に、各大学に集積された知と、渋谷の多種多様なユーザーや民間企業のノウハウなどを組み合わせ、社会課題解決に向けた取り組みや情報モビリティなどの分野において社会実装を行なっていく。
今後は同施設および産業交流施設の開業に向け、大学関係者等による研究発表・プロジェクト紹介やセミナー、ワークショップなどのプレイベントを実施。その第1弾として、5大学教員、行政関係者、投資家などをパネラーに、“渋谷ならではのイノベーション”をテーマとしたパネルディスカッションを7月19日に開催する。