不動産ニュース / その他

2018/7/12

多摩川流域エリアで社会実験/東急電鉄

「CAMPING OFFICE TAMAGAWA」イメージ

 東京急行電鉄(株)は、同社が代表幹事を務める研究組織「クリエイティブ・シティ・コンソーシアム」(以下、「CCC」)と協働で、社会実験区プロジェクト「TAMA X(タマクロス)」を開始する。

 同プロジェクトは、多摩川の両岸に位置する川崎市、東京都世田谷区、大田区の流域エリア(以下、「多摩川流域エリア」)における、都市と自然が融合した次世代のライフスタイルの実現を目指し、先進技術の実装や公共空間の活用などを進めるもの。これからの地域づくりのモデルとして注目される循環型経済圏(サーキュラーエコノミー)の研究や情報発信、社会実験などを実施。7月20日から11月までをめどに、自然の中で働くという新しい働き方の提案を目的とした、多摩川河川敷でのキャンピングオフィス「CAMPING OFFICE TAMAGAWA」を展開する。公共空間を活用したアウトドアオフィスは、国内初の取り組み。

 同社とCCCは、多摩川流域エリアのさらなる発展の可能性を研究するため、国土交通省、流域の自治体、企業、大学とともに「多摩川流域まちづくり勉強会」を1月から開催し、多摩川流域の将来ビジョンの検討を進めてきた。今後、地域内外のパートナーと連携しながら、先端技術を活用し、働き方、モビリティ、地域通貨などの検討や公共空間の利活用など、社会実験や情報発信活動を行なっていく。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。