不動産ニュース / 開発・分譲

2018/7/17

西大宮にカフェ併設の販売拠点/中央住宅

「ワンリンクカフェ」外観
カフェスペース。週末は「パンテック」が出店、国内外からセレクトされたさまざまなパンを提供する

 ポラスグループの(株)中央住宅は、「ワンリンク西大宮332プロジェクト」の販売拠点となる「ワンリンクカフェ」(さいたま市西区)を6月30日オープンし、13日にマスコミに公開した。

 同プロジェクトは、(独)都市再生機構がさいたま市西区で進める都市区画整理事業「Liv-Field西大宮」(施工面積115.5ha、計画戸数4,010戸)エリアにおける、戸建て分譲住宅プロジェクト。2021年までにグループ最大規模となる40区画・332棟の住まいを開発、16期に分けて販売する。14日に4期(全20棟)販売を開始、9月には5期(全2棟)販売を開始する予定。

 「ワンリンクカフェ」は、ベーカリーカフェを併設した販売センター。内装は木材を基調とした温かみのあるデザインで、誰もが気軽に立ち寄ってコミュニケーションが取れるような「地域に開かれた場所」とする。
 なお営業拠点としての役割だけでなく、地域住民に役立つような施設にしようと、不動産販売コンサルティング等を手掛ける(株)エクシムに企画を依頼。さらに、子育て世代に特化した情報サイトの運営を行なう(株)スマイルママコムの協力を得て、近隣に住む子育て中の女性へ、あると嬉しい施設や機能などについてヒアリングを実施したところ、周囲に「カフェがない」、「パン屋さんがない」という声が多く寄せられた。そこで、さいたま市桜区にあるパンのセレクトショップ「パンテック」を誘致し、週末のサテライト出店という形で、カフェスペースでパンやコーヒーを提供する。
 また、各種イベント会場としても使用し、各街区の住民同士が繋がる地域の交流拠点として活用していく。

 6月30日、7月1日の2日間に実施したオープン記念イベントでは、アロマ制作、木工教室、野菜の宝探しなど多様なイベントが開催され、地域の人々が多く参加し盛況だったという。(株)中央住宅・戸建分譲さいたま事業部営業課営業推進係主任の吉田怜渚氏は、「ワンリンクカフェで、新規分譲住宅に関する最新情報を提供するとともに、西大宮の居住者のコミュニティ形成にも寄与できるよう、今後もさまざまなワークショップ、イベントを開催していきたい」とコメントした。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。