不動産ニュース / 調査・統計データ

2018/8/15

不動産チラシ、戸建て販売が閲覧率1位に

 「スマイスター」を運営するリビン・テクノロジーズ(株)は14日、不動産チラシに関する調査結果を発表した。スマイスターを利用した20歳以上の男女312人が調査対象。

 新聞を取っていると回答した人に折込チラシについて聞いたところ、「気になるものだけ見る」(65.1%)が最多、次いで「全部見る」(22.4%)、「見ない」(12.5%)となった。「全部見る」「気になるものだけ見る」との回答者に、不動産折込チラシは何を見るか聞いたところ、「見ない」が37.6%でトップ。閲覧率1位は「戸建て販売」(28.6%)、2位は「マンション販売」(15.0%)、3位は「不動産全般」(13.5%)となった。興味のある折込チラシを見た後、不動産会社に対してどのようなアクションを起こすかについては、「何もしない」が78.9%。不動産会社への問い合わせ手段は「電話をかける」(11.3%)が最も多く、「メールをする」(6.0%)、「往訪する」(3.0%)、「FAXする」(0.8%)と続いた。

 一方、ポスティングチラシを見るかについて聞いたところ、最も多かった回答は「気になるものだけ見る」(54.8%)。次いで「見ない」(33.3%)、「全部見る」(10.6%)となり、折込チラシに比べると、ポスティングチラシの閲覧率は低かった。さらに、「全部見る」「気になるものだけ見る」との回答者に、不動産のポスティングチラシは何を見るか聞いたところ、「見ない」(30.9%)が最多。閲覧率1位は「戸建て販売」(27.0%)、2位は「マンション販売」(20.6%)、3位は「不動産全般」(15.2%)となった。折込チラシ、ポスティングチラシともに「戸建て販売」の人気が高かった。

 興味のあるポスティングチラシを見た後、不動産会社に対してどのようなアクションを起こすかについては、「何もしない」が74.5%に。不動産会社への問い合わせ手段は「電話をかける」(16.7%)が最も多く、「メールをする」(7.8%)、「往訪する」(1.0%)と続いた。

記事のキーワード 一覧

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。