不動産ニュース / 開発・分譲

2018/9/12

70年築の自社都市型マンションを建て替え

 東急不動産(株)は12日、分譲マンション「東急アルス本郷」(東京都文京区、総戸数64戸)の建替事業者に決定したと発表した。

 同物件は、1970年に竣工した同社の都市型分譲マンションシリーズ「アルス(Urban Life Series=都市生活)」の第1号。「都市型」を標榜するに値する立地の選定や、当時の新しいライフスタイルを先取りした商品として開発した。

 東京メトロ丸の内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅より徒歩5分。敷地面積約1,725平方メートル。鉄骨鉄筋コンクリート造地上10階建て、延床面積約6,637平方メートル。

 高い交通利便性を持ち、良好な住環境にありつつも、老朽化と耐震性の問題から10年間にわたり住民間で建て替えが検討されており、同社グループはこれまでも補強工事や耐震診断等を実施、耐震対策についてもアドバイスを行なってきた。

 建て替えは、マンション建替え円滑化法を活用。2023年度に完了する見込み。

この記事の用語

マンションの建替えの円滑化等に関する法律

マンションの建て替えを円滑に進めるための仕組みを定める法律。2002(平成14)年に公布・施行された。

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2024/9/19

記者の目を公開しました

新オフィス完成に向けた”トライアルオフィス”」を公開しました。野村不動産(株)は現在、東京都港区の芝浦エリアで、約4.7haに及ぶ再開発事業「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」を推進中。同社グループではその移転に先立ち、建て替え予定のビルに「トライアルオフィス」を設置。各社各部署の就労者が一定期間そこで働く取り組みを実施しています。トライアルオフィスを取材しました。