不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/3

福岡の複合開発免震タワー、モデルオープン

東京建物
「Brillia Tower 西新」完成予想図

 東京建物(株)は6日、開発中の分譲マンション「Brillia Tower 西新」(福岡市早良区、総戸数306戸)のゲストサロン(モデルルーム)をグランドオープン。11月初旬には1期登録受付を開始する。

 同物件は、商業施設「西新エルモールパリバ」の跡地で、既存建物の商業施設を減築し、高層住宅を増築するプロジェクト。中間免震構造の採用や多様な共用施設などが特徴。福岡市営地下鉄「西新」駅に直結しており、九州で初の地下鉄駅直結の免震タワーマンションとなる(関連記事)。

 敷地面積は約4,200平方メートル、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地上40階地下2階建て、延床面積は約3万9,600平方メートル。専有面積は44.90~142.76平方メートル、間取りは1LDK~4LDK。1期販売については戸数・価格ともに未定。竣工は2020年12月下旬の予定。

 3月に物件ホームページを開設して以降、総資料請求件数が当初計画を上回る5,800件を突破。資料請求者のうち、福岡県内居住が78%、福岡市内居住が66%と地元中心に反響を集めた。また、56%が持ち家組だった。職業は会社経営が13%、医師11%、会社役員が10%と高額所得者からの反響が中心。主に、地下鉄直結の利便性や商業施設との一体再開発が評価されたという。

 一体開発している商業棟は、レジデンス棟の竣工に先駆け、19年7月に開業する予定。食品スーパーをはじめ、ベーカリー、カフェ、ファッション、雑貨など多様な店舗を誘致する。

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エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。