不動産ニュース / 開発・分譲

2018/10/26

タイ現地企業と合弁会社、分譲PJ第4弾に着手

 東京急行電鉄(株)は、タイで日本人向け賃貸住宅の運営・管理を手掛けるSaha Tokyu Corporation Limited(サハ東急)、現地大手ディベロッパーのSansiri Pubric Company Limited(サンシリ社)との合弁で、新会社「Siri TK Four Company Limited(シリTK4社)」を設立。バンコクで分譲住宅事業の第4弾プロジェクト「(仮称)ウェルネス・レジデンス」の開発に着手する。

 同プロジェクトはバンコク中心部の東約15kmのクルンテープクリータ地区に立地。敷地面積約1万1,500平方メートルに、鉄筋コンクリート造の低層住宅3棟と共用棟1棟を開発。総戸数約360戸を予定している。住戸は1~3ベッドルームを計画。

 タイでは近年、健康への関心が高まっていることから、現地大手病院グループ・サミティヴェート病院と連携したサービスを提供していく。同プロジェクトから車で10分程度に立地する同院の分院が居住者の緊急時対応を行なうほか、建物内には遠隔健康相談室を設けて、物件内で医師とコミュニケーションができるようにする。また、共用施設としてジムやカラオケルーム、ヘアサロン、プール、ジャグジーなどを設置する計画。

 2019年3月に着工し、19年中頃には販売開始する計画。20年中に竣工・入居開始を予定している。

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