不動産ニュース / 開発・分譲

2018/12/19

仙台で2棟目のオフィスビル開発/東京建物

花京院
「(仮称)仙台花京院プロジェクト」完成予想図

 東京建物(株)は19日、新築オフィスビル「(仮称)仙台花京院プロジェクト」(仙台市青葉区)を着工した。仙台中心部における中規模以上の新築オフィスビル供給は約3年ぶり。同社としては2009年に竣工した「東京建物仙台ビル」以来2棟目の仙台市内でのオフィスビル開発となる。

 JR「仙台」駅より徒歩6分で、敷地面積は860.09平方メートル。建物は鉄骨造地上9階建て、延床面積は約5,800平方メートル。最高高さは42mの予定。1階が店舗で、2~9階はオフィス。オフィスは1フロア約150坪の整形無柱空間で、最大5分割、最小面積15坪から利用できるようにし、多様なオフィスニーズに応えていく。

 正面には花京院緑地が広がる恵まれた環境に立地で、緑地に面した側をガラス張りにすることで開放的な就労環境を提供。屋上にはテナント向けのテラスを設け、ビル内のワーカー同士の交流も促す。

 建築基準法で定められた耐震基準の1.5倍相当の耐震性を確保しつつ、2回線受電方式や72時間運転可能な非常用発電機などの災害対策を採用。また、Low-EガラスやLED照明といったエコ対応製品の採用によって、「CASBEE」Aグレード相当の環境性能も備えた。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。