不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/5/15

不動産価格指数、住宅総合は50ヵ月連続上昇

 国土交通省は15日、2019年1月の不動産価格指数(住宅および商業用不動産)と、第4四半期の不動産価格指数(商業用不動産)を発表した。指数は、10年の平均を100としている。

 同月の住宅総合指数は、117.2(前年同月比4.4%上昇)で50ヵ月連続の上昇。住宅地は104.1(同0.4%上昇)、戸建住宅は105.6(同3.7%上昇)、区分所有マンションは147.4(同5.8%上昇)となった。

 都市圏別では、南関東圏の住宅総合が119.6(同4.1%上昇)、住宅地107.3(同0.4%下落)、戸建住宅105.1(同3.5%上昇)、区分所有マンション142.3(同4.9%上昇)。名古屋圏は、住宅総合112.5(同6.4%上昇)、住宅地113.4(同14.9%上昇)、戸建住宅100.0(同0.1%下落)、マンション155.5(同8.1%上昇)。京阪神圏が、住宅総合122.1(同6.1%上昇)、住宅地104.2(同3.3%下落)、戸建住宅110.8(同8.4%上昇)、マンション152.1(同6.1%上昇)だった。

 東京都の住宅総合は128.0(同4.3%上昇)、住宅地116.8(同4.6%上昇)、戸建住宅109.1(同2.0%上昇)、マンション146.1(同3.5%上昇)。

 一方、商業用不動産の第4四半期の不動産総合指数(18年1~12月分)は120.4(前四半期:124.2)であった。

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不動産価格指数

不動産価格の動向を示すべく指数化した統計データ。国土交通省が2012年8月から公表している。

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