不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/3

住友林業、タイで初の戸建分譲事業

タイにおける戸建分譲事業イメージ

 住友林業(株)は5月31日、タイ・バンコク市で初の戸建分譲事業に着手すると発表した。

 同社100%子会社のSumitomo Forestry Singapore Ltd.(以下、SFS社)と、タイの不動産開発会社Property Perfect PCL(以下、PF社)との共同事業。SFS社が49%、PF社が52%出資して設立する特定目的会社が、合計で約1,400戸の戸建て・店舗併設型タウンハウスを開発・販売する。

 敷地面積約52haに、5つのプロジェクトを開発。戸建ては、プレキャスト鉄筋コンクリート造地上2階建て、店舗併用型タウンハウスは階数を検討中。1戸当たりの延床面積は110~230平方メートル、間取りは3~4ベッドルーム。

 販売開始は2020年、平均分譲価格は16万2,000USドルの予定。工期は27年頃までの見込み。

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特定目的会社

特定の資産を裏付けとした有価証券を発行するためだけに設立された法人で、「資産の流動化に関する法律」にもとづいて設立される特別な社団をいう。SPC(Special Purpose Company)の中に包括され、TMKと略称されることもある。

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