不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/6/10

首都圏既存木造戸建て価格、3ヵ月連続下落

 (株)東京カンテイは10日、2019年5月の主要都市圏の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100~300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。

 首都圏の平均価格は3,219万円(前月比0.2%下落)と、3ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都が5,132万円(同0.7%下落)と2ヵ月連続の下落。神奈川県は3,473万円(同横ばい)と横ばいで推移した。千葉県は2,157万円(同0.1%下落)と2ヵ月連続の下落。埼玉県は2,389万円(同0.2%上昇)と、3ヵ月ぶりに反転上昇した。

 近畿圏の平均価格は2,541万円(同1.0%上昇)と反転上昇した。府県別では、大阪府が2,634万円(同1.4%上昇)、兵庫県が2,603万円(同1.0%上昇)と、いずれも反転上昇。京都府は3,306万円(同0.1%下落)と反転下落したが、概ね横ばいで推移した。

 中部圏は2,252万円(同0.5%下落)と2ヵ月連続の下落。愛知県も2,678万円(同1.1%下落)と、2ヵ月連続で下落した。

 福岡県は1,976万円(同2.5%上昇)と反転上昇した。

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