不動産ニュース / 開発・分譲

2019/6/17

三井不、米国の賃貸住宅事業を拡大

「(仮称)デナルゴマーケットIII」イメージパース
「(仮称)290レボリューションドライブ」イメージパース

 三井不動産(株)は17日、米国の子会社・三井不動産アメリカを通じ、米国コロラド州デンバー市で「(仮称)デナルゴマーケットIII」(総戸数337戸)、マサチューセッツ州ボストン圏域のサマービル市で「(仮称)290レボリューションドライブ」(総戸数329戸)の賃貸住宅事業へ参画したと発表した。同社が両地区で開発を行なうのは初めて。

 「(仮称)デナルゴマーケットIII」は、バス停「Brighton Blvd & 29th St」徒歩3分。延床面積約3万400平方メートル、軽量鉄骨造地上8階建て。
 メインターゲットを、中心市街地に勤務する単身の若年層、共働き世帯とし、コンパクトな住戸プランを提供する。また、1階部分には生活利便性の高い店舗を誘致するほか、屋上コートヤードやフィットネスジムなども設置する計画。2019年5月に着工し、竣工は21年を予定。

 「(仮称)290レボリューションドライブ」は、地下鉄オレンジライン「アセンブリー」駅徒歩4分に位置。敷地面積約6,700平方メートル、延床面積約3万9,500平方メートル、木造(一部鉄筋コンクリート造)地上8階建て。
 メインターゲットを、金融・学術・医療関係に等に勤務する若年単身者および小世帯に設定。付帯設備として、ルーフデッキやフィットネスズムを設ける。着工は19年、竣工は21年を予定。

 なお現時点で同社は、同2物件を含め、米国全土で計15物件(計約4,900戸)の賃貸住宅事業を推進している。

記事のキーワード 一覧

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。