不動産ニュース / 政策・制度

2019/6/25

Society5.0実現への流れを加速/政府

 21日に「経済財政運営と改革の基本方針2019~『令和』新時代:『Society5.0』への挑戦~」(骨太の方針)が閣議決定された。

 人口減少・少子高齢化が進行する中、持続的かつ包摂的な経済成長の実現と財政健全化の達成を両立せさるためには、「Society5.0」実現に向けた流れを加速させる必要があるとし、「Society5.0」時代にふさわしい仕組み作りに向けて、成長力の強化、人づくり革命、働き方改革、所得向上策の推進、地方創生の推進、グローバル経済社会との連携などのテーマを掲げている。

 不動産関連では、東京一極集中を是正して地方への新たな人の流れを創出するために、二地域居住・就業の推進、スマートシティにおける新技術活用による物流高度化、次世代モビリティ導入の推進などが挙げられた。また、SDGsへの貢献に向けた質の高いインフラ投資によるインフラ整備の推進も盛り込まれている。

 また重要課題への取り組みとして、住宅セーフティネットの充実や誰もが安心して暮らせる良質な住環境の整備、住み替えへの支援、マンションの管理適正化・再生円滑化を一体に進めるとした。また、空き家の利活用推進、住宅の良質化・省エネ化、リフォームの推進、不動産管理業の適正化等による既存住宅市場活性化についても盛り込んでいる。

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住宅セーフティネット

住宅を確保するのが困難な者に対してその居住を支援するしくみをいう。 その対象となるのは、低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を育成する家庭などの住宅確保要配慮者であり、住宅確保の方法として、 1...

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2024/3/7

「海外トピックス」を更新しました。

飲食店の食べ残しがSC内の工場で肥料に!【マレーシア】」配信しました。

マレーシアの、持続可能な未来に向けた取り組みを紹介。同国では、新しくビルを建設したり、土地開発をする際には環境に配慮した建築計画が求められます。一方で、既存のショッピングセンターの中でも、太陽光発電やリサイクルセンターを設置し食品ロスの削減や肥料の再生などに注力する取り組みが見られます。今回は、「ワンウタマショッピングセンター」の例を見ていきましょう。