不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/7/10

首都圏既存マンション成約、2ヵ月ぶりに増加

 (公財)東日本不動産流通機構は10日、2019年6月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は、3,490件(前年同月比5.2%増)と、増加に転じた。地域別では、東京都1,809件(同8.5%増)、埼玉県381件(同8.9%減)、千葉県418件(同7.2%増)、神奈川県882件(同4.8%増)となった。埼玉県で減少したものの、それ以外の3都県で増加した。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は52万7,500円(同1.6%上昇)、平均成約価格は3,361万円(同1.3%上昇)と、いずれも5ヵ月連続の上昇。新規登録件数は1万7,301件(同1.0%減)で、3ヵ月連続で前年同月を下回った。在庫件数は4万6,962件(同2.7%増)と49ヵ月連続で前年同月を上回っている。

 また、既存戸建ての成約件数は1,234件(同3.9%増)となり、8ヵ月連続の前年同月比プラス。平均成約価格は3,111万円(同0.4%上昇)と、3ヵ月連続のプラス。

この記事の用語

レインズ

レインズ(REINS)とは、 Real Estate Information Network Systemの頭文字を並べた名称。国土交通大臣から指定を受けた不動産流通機構(「指定流通機構」という)が運営しているコンピュータネットワークシステムの名称である。

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