日鉄興和不動産(株)は18日、事業協力者として参画している「宮崎台カメリアマンション建替え事業」(川崎市宮前区)について、建替組合を設立したと発表した。
同物件は、東急田園都市線「宮崎台」駅徒歩1分に立地。鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て、延床面積約1,826平方メートル。総戸数18戸で、間取りは3LDK・4LDK、専有面積は約72~94平方メートル。1979年築で、設備配管の老朽化や壁面のひび割れ、バリアフリーの未対応等の課題が出ていた。そこで同社は権利者と協働で、耐震診断の実施や建て替えと修繕との比較検討等、事業を進めてきた。2017年11月に実施した耐震診断の結果を受け、19年3月に建替決議が可決されていた。
建て替え後の建物は、鉄筋コンクリート造地上15階建て地下1階建て、延床面積約5,670平方メートル。総戸数は56戸で、間取りは3LDK・4LDK。専有面積は約72~99平方メートル。竣工は22年5月の予定。
同社は、同組合の参加組合員として参画。組合より保留床を取得し、分譲事業を行なう。