不動産ニュース / IT・情報サービス

2019/7/29

電子記録債権を活用、給与立替支払いの新サービス

 Tranzax(株)は29日、電子記録債権を活用した新たなFintechサービスの提供開始を発表した。

 Tranzaxと、企業とエンジニアとのマッチングシステムエンジニアリングサービスを支援するプラットフォーム事業を行なう(株)メイプルシステムズ、信販会社の(株)オリエントコーポレーションの3社で、発注企業とエンジニア企業との取引を電子記録債権化。メイプルシステムズが提供するエンジニアプラットフォームに登録するエンジニア企業に対し、立替支払いを実現し、エンジニア本人への給与を、計画的に確保できる新しいスキームとして提供する。

 メイプルシステムズにとっては、発注企業とエンジニア企業との取引を電子記録債権化することで、オリコが提供する決済サービスを導入して優秀なエンジニアを確保することができる。また、他社にはない決済機能を組み込むことで、差別化にもつながるという。

 登録する企業やエンジニア本人にとっても、Tranzaxのサービスを利用することで、派遣先企業の安全性・透明性が担保され、安心して取引することができる。

概念図

この記事の用語

フィンテック(Fin Tech)

情報通信技術を大幅に活用して展開される金融サービスのこと。「金融(Financial)」と「技術(Technology)」を組み合わせた造語で、アメリカで発達したビジネスである。

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