不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/8/15

首都圏分譲マンション賃料、最高値を更新

 (株)東京カンテイは15日、2019年7月の三大都市圏分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。

 首都圏の平均賃料は2,933円(前月比0.6%上昇)と反転し、最高値を更新した。都県別では、東京都が3,510円(同0.7%上昇)と引き続き上昇。神奈川県は2,156円(同0.8%下落)となったが、埼玉県は1,676円(同0.7%上昇)と4ヵ月連続の上昇。千葉県は平均築年数が上がり1,614円(同0.5%下落)となっている。

 近畿圏は1,905円(同1.1%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。大阪府は2,157円(同1.4%上昇)と3ヵ月ぶりの上昇で、最高値を更新した。兵庫県も1,675円(同1.0%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。

 中部圏は1,756円(同1.2%下落)。愛知県も1,802円(同1.3%下落)となり、今春を境に頭打ちから弱含みのトレンド。

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