野村不動産(株)は23日、東日本旅客鉄道(株)と共同で推進する「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」(東京都板橋区)の施行認可を東京都より受けた。
同プロジェクトは、JR埼京線「板橋」駅前のにぎわい拠点の形成を目指し、商業施設・公益施設・住宅で構成する複合ビルを整備するもの。敷地面積は約3,880平方メートル、建物は地上35階地下3階建ての延床面積約5万3,000平方メートルを計画している。
歩道の新設や歩道状空地の整備により、安全で快適な歩行者空間を確保。商業施設の店舗レイアウトの工夫によって「板橋」駅から周辺市街地への回遊性を高める歩行者ネットワークも構築する。また、駅前広場と周辺市街地の街路樹をつなぐ緑のネットワークも強化して魅力ある駅前空間を創出する。
2020年に着工、24年の竣工を予定する。