不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/10/11

大規模盛土造成地マップ、76%の市区町村が公表

 国土交通省は10日、全国市区町村の「大規模盛土造成地マップ」の公表状況、公表予定時期をとりまとめた。

 9月現在、全1,741の市区町村のうち、1,326の市区町村が大規模盛土造成地マップを公表(公表率76.2%)。2019年3月時点より3.4ポイントアップした。公表率が100%の都道府県は17だった。また、すべての市区町村が、19年度中に大規模盛土造成地マップを公表する予定であることが分かった。

 また、盛土造成地の安全性を把握するための「大規模盛土の造成年代調査」は、20年度末までに1,052市区町村(大規模盛土造成地がない市区町村をのぞいた数)の約半数(50.9%)の市区町村で着手が予定されている。

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大規模盛土造成地

谷や沢を大規模(3,000平方メートル以上)に埋めて造成した土地や、盛土前の傾斜が大きな地盤(20度以上)の上に高く(5m以上)盛土して造成した土地をいう。大規模な地震などの際に、地滑り、崖崩れ、土砂流出などが起きる恐れがあるため、監視や変動予測が必要とされる。

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ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。