不動産ニュース / 開発・分譲

2019/11/13

函館駅前に複合商業施設/大和ハウス

「HAKOVIVA(ハコビバ)」外観イメージ

 大和ハウス工業(株)は、複合商業施設「HAKOVIVA(ハコビバ)」(北海道函館市)を12月1日にオープンすると発表した。

 同施設は、JR北海道函館本線「函館」駅徒歩1分に立地。敷地面積9,887平方メートル。ホテル棟「ステーションサイド」、店舗棟「スクエアサイド」、カフェ棟「ゲートサイド」の3つのエリアで構成する。

 「ステーションサイド」は、鉄筋コンクリート造地上11階建て、延床面積1万1,031平方メートル。ホテル「ラ・ジェント・ステイ函館駅前」(客室数261室)は、客室面積16.39~159.81平方メートル。グループに対応できる4名宿泊可能な客室を16室用意するなど多彩な客室を設けた。客室の一部(4室)には、家具・家電付きのサービスアパートメントも用意。インバウンドの長期滞在型観光にも対応する。

 「スクエアサイド」は、鉄骨造地上2階建て、延床面積2,098平方メートル。昭和のまち並みを再現した「函館駅前横丁」のほか、スポーツジム、コンビニエンスストアなどが入居する。「ゲートサイド」は、木造地上2階建て、延床面積346平方メートル。「スクエアサイド」と「ゲートサイド」には、北海道や函館市を代表する飲食店や物販店が19店舗出店する(最大24店舗が出店予定)。

 北海道内において札幌に次ぐ同社2棟目のER施設(都市災害時に近隣住民の災害対策本部の役割を果たす機能を持つ施設)となり、災害時には施設内の避難スペース・設備機器・備蓄した物資等を提供する。また、「ステーションサイド」の屋上は緊急救助用のホバリングスペースも設置した。

 年間来場目標は、商業施設約150万人、ホテル約13万人を目指す。

この記事の用語

開発計画

狭義には開発許可の申請に当たって必要となる計画を、広義には不動産開発事業の計画をいう。不動産開発事業を行なおうとする場合には、都市計画法による開発許可を得なければならない。

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