不動産ニュース / 調査・統計データ

2019/11/29

リバースモーゲージ型ローン、付保実績が大幅増

 (独)住宅金融支援機構は29日、2019年7~9月分の「リ・バース60」の利用実績を公表した。

 同商品は、60歳以上を対象にした住宅融資保険付きのリバースモーゲージ型住宅ローン。期中の付保申請戸数は252戸(前年同期比154.5%増)、付保実績戸数は168戸(同273.3%増)、付保実績金額は21億4,000万円(同167.5%増)。取扱金融機関は56機関(同13機関増)となった。

 申込者の平均像は、年齢70歳・年収334万円。年金受給者が約62.3%を占める。使途は「戸建て新築」が34.1%で最多。以下、「新築マンション購入」23.0%、「戸建てリフォーム」20.6%と続いた。平均資金計画は、所要額2,830万円、融資額1,559万円、毎月返済額3万1,000円。利用タイプは97.6%がノンリコース型だった。

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リバースモーゲージ

持家を担保に生活資金を融資し、所有者の死亡もしくは契約終了時に一括返済する仕組みをいう。 時間の経過とともに融資残高が増加していき、最終的に一括して返済されることが特徴である。

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