不動産ニュース / 団体・グループ

2019/12/11

OYO LIFEの種GMが講演/REB

会場には200人を超える聴講者が集まった

 不動産事業者の情報交流を目的に活動している(一社)REB-1000社の会は10日、SYDホール(東京都渋谷区)で58回目となるセミナーを開催。200人を超える聴講者が集まった。

 今回は、(株)不動産経済研究所代表取締役社長の高橋幸男氏と、OYO TECHNOLOGY&HOSPITALITY JAPAN(株)のOYO LIFE東京ゼネラルマネージャー・種 良典氏を講師として招いた。

 高橋氏は「金融と異常気象が不動産を変える」と題して、金融が手綱を握る不動産市場の概況と、世界的な気候変動による近年の異常気象がマーケットに与える影響について解説。今年の台風15号・19号による被害を受け、大手ディベロッパーの用地選定やマンション商品企画に変化の兆しが表れているなどと話した。

 続いて登壇した種氏は「賃貸業界の黒船になるか!?」をテーマに、同社が展開するスマートフォン上で賃貸住宅の契約が完了できる「OYO LIFE」のサービスについて解説。同氏は「日本は人口の約4割が賃貸居住であり、特に東京は人口も多く世界最大の賃貸住宅市場。当社では、徹底的に借り主を便利にする機能を提供する」などと話した。OYO LIFEを利用するメリットとして、賃貸契約に関連する煩雑な手間を省いた「自由な引っ越しの実現」、敷金や仲介手数料、家具購入費との見合いでは「割安な賃料」等をあげた。一方、オーナー側のメリットとして、一括借り上げによる安定収益や、プロモーション等を掲げ、管理会社にとってはOYOによる管理代行等をメリットとして示した。

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お知らせ

2024/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

サントスの「動く博物館」と中心街の再活性化【ブラジル】」を更新しました。

ブラジル・サンパウロ州のサントスでは、旧市街地2.8キロをめぐる「動く博物館」が人気となっている。1971年には一度廃止された路面電車を復活して観光路面電車としたものだが、なんと日本から贈られた車両も活躍しているという。