(株)不動産経済研究所は17日、2019年11月度の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,492戸(前年同月比42.3%減)と4ヵ月連続で前年同月を下回った。契約率は60.1%(同14.3ポイント減)と6ヵ月ぶりの70%割れとなった。
1戸当たりの平均価格は3,532万円(同1.3%上昇)に。1平方メートル当たり単価は62万8,000円(同11.2%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。
即日完売物件は、「ジオ福島野田The Marks」最終期(大阪市福島区、4戸、平均3.5倍、最高5倍)など。月末時点の販売在庫数は2,174戸で、前月末比で316戸増加した。
なお、12月の発売戸数は約2,000戸を見込む。