不動産ニュース / 開発・分譲

2020/1/23

ホーチミンの大規模開発に参画/野村不他

「Grand Parkプロジェクト」完成イメージ

 野村不動産(株)と三菱商事(株)は23日、共同で、ベトナム・ホーチミン市において同国最大手の不動産ディベロッパーであるVinhomesが推進する大規模開発事業「Grand Parkプロジェクト」内の分譲住宅事業に参加すると発表した。

 同プロジェクトは、ホーチミン中心部から約20kmのホーチミン市9区における開発計画。約271haの敷地に、オフィス、住宅、スポーツ施設、商業施設、学校、病院等の都市機能を充実させる。居住人口は20万人を見込む。全区画の完成予定は2023年。野村不動産と三菱商事は、同プロジェクトの第2期開発に参画。敷地面積約26ha、延床面積79万3,600平方メートル、棟数21棟、総戸数1万戸超の分譲住宅を開発する。総事業費は約1,000億円。竣工、引き渡しは22年を見込む。

 同社が有する住宅事業を含めた不動産知見と、三菱商事の総合力、Vinhomesが属するVingroupのベトナムでの信頼性を掛け合わせ、ベトナムの中間層向けの、質が高く、地域に最適な住宅の提供を目指す。なお、先端技術や設備の導入を図り、まち全体のスマートシティ化を推進。経済面だけでなく、社会面や環境面への貢献を実現する。

 野村不動産グループは、海外事業を成長分野の一つと位置付けており、28年3月までを期間とする新中長期経営計画では、海外事業において約3,000億円の投資を計画している。 

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