不動産ニュース / 開発・分譲

2020/2/3

大阪・枚方でマルチテナント型物流施設着工

マルチテナント型物流施設「(仮称)CPD枚方」外観完成イメージ

 東急不動産(株)、(株)センターポイント・ディベロップメント、三菱UFJリース(株)は、マルチテナント型物流施設「(仮称)CPD枚方」(大阪府枚方市)を1日に着工した。建築主は、3社が共同出資する枚方ロジスティクス特定目的会社。

 京都・大阪間を縦断する国道1号(京阪国道)に面し、新名神高速道路「八幡京田辺」ICから約3kmに位置。敷地面積約3万8,000平方メートル、延床面積約8万2,000平方メートル、鉄筋コンクリート・鉄骨造地上4階建て。

 1・3階に中央車路に面したトラックバースを設け、1~2階・3~4階のメゾネット式の設計を採用。1フロアの賃貸区画は約5,100~5,600坪、最大で8テナント区画に分割できる。1・3階には、各58台の接車バースを設置、各区画に現場対応用の事務所エリアを確保し、庫内には荷物用エレベーターを12基、垂直搬送機を8基設ける。
 外壁には断熱性能の高いサンドイッチパネルを採用。全館LED照明を備え、環境負荷低減に配慮した施設としてCASBEE評価「Aランク」の認証取得を予定している。また、制震ブレースを採用した揺れに強い構造や非常用発電機の設置により、緊急時に荷物用エレベーターやコンセント等を停止せずオペレーションすることを可能とした。共用の休憩室・売店、喫煙スペース、ドライバー用トイレ等のアメニティを設ける予定。

 竣工は、2021年5月末を予定している。

休憩室

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CASBEE

建築物を環境性能で評価し格付けする手法の一つ。CASBEEは、英語のComprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency(建...

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