不動産ニュース / 調査・統計データ

2020/3/4

関東の住みたい街、3年連続で「横浜」がトップ

 (株)リクルート住まいカンパニーは3日、「SUUMO住みたい街ランキング2020 関東版」を発表した。関東圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県)在住の20~49歳の男女を対象に、インターネットで住みたい街(駅)について上位3つを選択してもらい集計した。有効回答数は7,000人。

 「住みたい街(駅)ランキング」では、京浜急行本線「横浜」駅が3年連続で1位となった。2位はJR山手線「恵比寿」駅、3位はJR中央線「吉祥寺」駅と続いた。過去2年上位3位の顔ぶれは同じで、4位以下を大きく引き離していたが、今年は4位にJR京浜東北線「大宮」駅がランクイン。20歳代を中心に100点以上得点を伸ばし、3位に近付いた。また、4位「大宮」、10位JR京浜東北線「浦和」に加え、同「赤羽」が17位、同「さいたま新都心」が19位となり、上野東京ラインと湘南新宿ラインが並走する4駅が揃ってトップ20位入りした。

 「住みたい自治体ランキング」では、「東京都港区」が3年連続の1位となった。以下、「東京都世田谷区」、「東京都目黒区」と続いた。昨年大きく得点を落とした「東京都千代田区」(5位)、「東京都文京区」(7位)、「東京都中央区」(8位)の都心エリアが得点をやや戻した。一方で、昨年大きく得点を伸ばした「神奈川県鎌倉市」(12位)、「東京都武蔵野市」(19位)などの郊外自治体が得点を落とした。東京23区以外では、11位の「埼玉県さいたま市」が最高だった。

 「穴場だと思う街(駅)ランキング」は、東京メトロ日比谷線「北千住」駅が3年連続で1位。以下、「赤羽」駅、JR京浜東北線「川口」駅と続いた。また、今回初調査となる「住民に愛されている街(駅)ランキング」(都県別)は、東京都の1位が「代官山(東急東横線)」となり、次いで「千駄ヶ谷(JR総武線)」、「麻布十番(東京メトロ南北線)」となった。神奈川県は「片瀬江ノ島(小田急江ノ島線)」、埼玉県は「加茂宮(埼玉新都市交通伊奈線)」、千葉県は「新浦安(JR京葉線)」が1位となった。

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