不動産ニュース / 開発・分譲

2020/3/24

福島駅前の再開発が都市計画決定/野村不

 野村不動産(株)は、同社が事業協力者として参画している「福島駅東口地区第一種市街地再開発事業」(福島県福島市)が23日付で都市計画決定されたと発表した。

 同事業は、1972年に福島駅前市街地再開発事業として事業化された区域を含む再々開発事業。JR東北本線「福島」駅東口前の敷地に、商業・公共施設・宿泊・住宅・事務所等からなる複合施設を整備する。

 建設面積は約1万1,000平方メートル、延床面積は約8万3,000平方メートル。

 駅前通りをシンボルストリートとして位置づけ、歩行者によるにぎわい創出を図るために、路面に主客力の高い商業機能を配置。また、周辺の医療機関や大学と連携することで、学会誘致やイベントに対応できる空間を創出を図り、市民の芸術・文化活動に利用可能な施設とする。また、コンベンション機能を支えるための宿泊機能も整備する。

 さらに幅広い世代が利用できる広場機能を整備する他、まちなか居住を促す分譲住宅を開発する。

 2020年度中に組合設立、21年度に権利変換計画の認可を受け、22年度の解体・本体工事着工、25年度に竣工する予定。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。